Academy of Astrology Japan

獅子座の金星の♌♀

スー・トンプキンズ著  「コンテンポラリー・アストロロジャーズ・ハンドブック」より抜粋
咲耶まゆみ訳 完全翻訳本「西洋占星術ハンドブック」はこちら

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典型的には、この金星を持つ人は機嫌を取られたり、甘やかされることを好み、蔑ろにされることは大嫌いだ。最悪の場合はあからさまな目立ちたがり屋だが、良いときは他者の承認欲求も理解する。愛や注目は人の自信や自尊心を高めることが出来ることを知っている。従って、彼らは単純に彼らのスポットライト、温かさ、愛嬌を相手に発して意中の人を引き付けたり、他者全般を魅了させることに長けていることが多い。このように褒めそやされることに見向きもしない人は一体何人いるだろう。

獅子座金星人は「ボルテージの高い」注目でスイッチオンになるが、同様に沢山の関心を返す。このbiビッグ・キャット(ネコ科)の配置をもつ多くは「撫でて」可愛がったり、可愛がってもらうことに関してはエキスパートだ。ここに配置する金星は温かさ、心の広さ、情熱に関連する。

世界全体にぬくもりを探し求め、ぬくもりに浴することが出来るのであれば、また彼らのパートナーが特別な気分にさせてくれるのであれば、パートナーに対してはとても忠実で寛容になれる。もしチャートの他の要素も同調すれば、この気前の良い、温情のある配置はより広い世界に対する寛大な行為にも関連する。

情緒面では必然的にドラマチックな表現の仕方になり、実際よりも華やかであったり、素晴らしかったり、悲劇的なものになる。この金星が外に投影される時は、人に見せびらかせられるような、外交的で、創造的で、華やかなタイプに引かれる。いわゆる「トロフィー・ワイフ(男性がステータスやお金を誇示するために迎える若くて美人の妻の侮蔑的用語)」や、張り合いながら最新流行を追い求めることにも関連する。もちろん、ここに金星を持つ人はまた誇りに思えるパートナーや所有物も好む。有名人に引かれるひともいる。金や宝石(高価な石でなくても)を好む場合もある。

ジュエリーにお金をかけたり、ジュエリーで稼ぐ人もいる。この配置は銀行にも関連する。またこの金星を持つ人の多くは子供が大好きな人が多い。

 

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