Academy of Astrology Japan

射手座の金星 ♐♀  

スー・トンプキンズ著  「コンテンポラリー・アストロロジャーズ・ハンドブック」より抜粋
咲耶まゆみ訳 完全翻訳本「西洋占星術ハンドブック」はこちら

ここに金星を持つ多くの人は、快活で、上機嫌、あるいは気楽で人生を傍観的に見る姿勢を持つことから他者を引き寄せやすい。あるいは異国であることがもつ美徳から人を引き付けたり、外国のもの全てに引かれる可能性もある。規則として、射手座の金星は冒険的、寛大、形式ばらないものに引かれ、狭量なものや、卑しい心には引いてしまう。自分の力強さで人を引き付ける射手座金星の人もいる(例 ティナ・ターナー)。

教育に関わる人や異文化からの人や異なる信念体系を持つ人と関係性を築く人もいる。他宗教に改宗する人も珍しくない。友情や関係性全てにおいて共通の倫理的価値観が特に重要とする人もいる。恋愛においては「セ・ラヴィ(これが人生さ)」という態度をとる場合が多く、体験に対して楽観主義的征服を伴う人が多い。

大抵の場合、恋愛が終わっても、射手座金星の人は長い間落ち込むことはしない。人生全般と同様に、恋愛は情熱的に冒険として見ていて、彼ら自身の終わりではない。過去よりも未来に引かれ、通常はこの人は珍しさや楽しさを好み、他者にもそれをもたらすことができる。しかし、落ち着きのないことから、退屈したら長く付き合うことはしない。関係性においては、十分な空間と自由は必要になる。この配置を持つ人の中には多数の関係を探求したい人もいる。コミットを受け入れる人は少ない。彼らのように楽しさ、ユーモア、冒険精神を尊重すると、この配置を持つ多くは雰囲気が強烈になったり重くなると退出する傾向がある。愛においては理想主義的になることもあるが、同じ人と24時間7日間関係性を築くという現実はなかなかできない。あまりにも困難なので、垣根の向こう側の芝生がもっと青く見えてしまうのだ。

人に教えるとなると彼らは前向きで陽気に教えることが出来るため、生徒たちに学ぶことの喜びを吹き込む。通常は、彼ら自身も学ぶことが大好きだ。神への愛や多くの宗教的哲学的な体験に引かれる可能性もある。

金銭的な気前の良さもこの配置に示唆され、チャートの他の配置が同じようなことを示唆すれば海外金融においても幸運な人もいる。

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