天体とサイン-金星山羊座

山羊座の金星　♑♀　　

スー・トンプキンズ著　「コンテンポラリー・アストロロジャーズ・ハンドブック」より抜粋
咲耶まゆみ訳　完全翻訳本「西洋占星術ハンドブック」はこちら

この配置を持つ女性は特に冷静に見られ、品格、てらいのない落ち着き、プロフェショナリズムで人を引き付けられる。男性の目には上品で、高所得層なタイプに映り、それに引かれる。

仕事では、また社交の場では、ビジネスライクでプロフェショナルに見える人に引かれるかもしれない。自己統制できる人に好意を抱くこともある。あるいは、彼ら自身がこれらの性質を示すことで人を引き寄せるかもしれない。山羊座の金星タイプは関係性を真剣に受け止め、愛に対して幻想を持つことはめったにない。仕事を通してパートナーと出会うことも多い。ここの金星は年の差のあるパートナーとの恋愛関係も関係がある。安全と成功に引かれ、山羊座の金星の女性は特に、年上の男性を選び、ある意味父親と結婚することが多い。彼ら自身も適切な行動に引かるため、この配置を持つ人のほとんどはきちんとした行動をとれる。例えベッドで貪欲だったとしても、公の場で恥をかかせることはしない。恋愛や社交では、威厳があるように見られ、尊敬されていると感じる必要がある。その尊敬を失うような行動に耽る人はあまりいない。

顕著な配置の場合（例　アセンダント上）、山羊座金星は場合によって、並外れた外見をもたらす。美しい骨格、非の打ち所の無い肌か、素晴らしい歯並びを示す場合がある。特にこの配置は冷静、ドライ、実質本位に関連する。少なくとも公の場では、感情は抑制される傾向がある。

しかし、プロの愛嬌者を示す場合も多い。例えば多くの歌手の中では、ロック（山羊座！）やクラシック音楽だけでなく、他の音楽のジャンルでもこの金星を持つ人がいる。多くの歌は愛とは何かを定義するから意外ではないかもしれない。人は歌を通して現実を語り、愛の苦しみを語る。これらは全て金星の土星タイプに関連する。